あゆみ国華精工株式会社

国華精工株式会社は昭和２８年（１９５３年）、本田技研工業の協力工場として浜松市森田町５０番地にて創立いたしました。
時代の変遷に揉まれながらも、確かな物作り気質は二代目へと受け継がれ、熱処理加工を通じてオートバイ・自動車をはじめとし「工作機械・ベアリング・織機・農耕機・紙工業」と幾多の業種を経験する機会に恵まれました。

昭和４８年（１９７３年）以降、刃物専門の企業へと脱皮・成長する中で異業種から学ばせて頂いたノウハウが大きな力となり、糧と成りました事は申すまでも有りません。

昭和５２年（１９７７年）には鋼材よりの一貫加工を開始し、品質により一層責任を持てる体制を確立すると共に、”単純だけど奥深い！”熱処理加工のスペシャリストとして、繊細にしなやかに鋼の鼓動を聞く姿勢を貫きながら昭和を歩んで参りました。
「バブル景気」の中にあってもひたすら堅実経営を心がけ、中小企業の責務であります人材育成とお客様に信頼される製品作りという製造業の根幹を見据えることで、力強い歩みの実現に腐心致しました。

平成１４年（２００２年）創立５０年を機に３代目が就任し、老舗に結集した若い力は芽を出し、葉を繁らせようとしています。

これからも”すべては国華の台金から”を合言葉に発信するｍｏｎｏｄｕｋｕｒｉ気質は、長い歴史の中でうねりとなって生き続ける事をお約束します。